2013年12月28日

沖縄県知事の辺野古公有水面埋め立て申請承認を支持する声明文

昨日の出来事は、まさに歴史的瞬間でありました。

県庁前で仲井眞知事に抗議の声を上げる、140万県民からすればほんのわずかな人々の姿を見るにつけ、ここでみすみす他国からの侵略の危機にさらされるような空気を絶対につくってはならない、と思います。

本日県内マスコミ各社に声明文をリリースいたしました。

2013年12月28日

沖縄県知事の辺野古公有水面埋め立て申請承認を支持する声明文

昨日、沖縄県の仲井真弘多知事が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に関する政府の埋め立て申請を承認しました。日米合意に沿った辺野古移設の必要性を訴えてきた幸福実現党として、今回の決定を心から歓迎するものです。

普天間移設をめぐっては、民主党政権下の迷走で日米同盟に亀裂が生ずるなど、その帰趨が危ぶまれてきました。そうしたなかにあって 2010 年秋の沖縄県知事選では、わが党公認候補ただ一人が、「普天間基地の県内移設」を主張。2009 年の立党以来、私たちは安全保障上の国難を打破するための国防強化を一貫して訴えてきましたが、今回の辺野古埋め立て承認しかり、わが党の主張が正鵠を射ていることは明らかです。

知事表明を受けて、一部の住民に強い反発がみられますが、中国が尖閣領有に向けた挑発行動をエスカレートさせるなか、辺野古移設による日米同盟の強化こそが、沖縄の安全確保に大きく寄与することについて、日本政府として理解の醸成に努めるべきです。

さらに、国家安全保障に直結する問題が、地方自治体の首長の判断により左右されてきたのは国として由々しき事態です。普天間移設をめぐる混乱に鑑みても、地方の権限肥大化を招く道州制の下では、国家としての外交・安全保障政策が遂行できなくなる恐れがあることを指摘させていただきます。

今回の仲井眞知事の辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請への承認を強く支持するものであり、幸福実現党沖縄県本部は、今後とも、県民の生命・安全・財産を守るために、辺野古移設完遂に向け、あらゆる支援を惜しまない所存です。

幸福実現党 沖縄県本部
  
代 表  門守 隆   
幹事長 金城 竜郎


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Posted by タツロー at 22:35│Comments(1)幸福実現党
この記事へのコメント
時々ブログを拝見させていただいています。貴殿の仰っているのは至極当然かと思います。
かくいう自分もネットという情報収集手段を知らなければ、マスコミのいうニュースに騙されていたかもしれません。
他の「移設反対」などと書き込んでいるブロガーをみると「バカじゃなかろうか」とコメント入れたくもなりますが、誰が書き込んだか突き止められて報復されるのではないかと、誇大妄想にかられ躊躇しておりますw
これからも代わりに隣国の恐ろしさや、誤った考えを持つ人達に正しい認識を持っていただけるような記事を期待しております。
Posted by 通りすがり at 2014年01月01日 03:35
 
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