2010年06月04日
うちなー繁栄ビジョン②「農業・水産業を成長産業に」
私は沖縄の農業・水産業を、
観光業に次ぐ第二、第三の「基幹産業」にしていきたいと思います。
まず「村のオジー、オバーを豊かにしていくぞ!」と決意する若者よ出でよ!
と呼びかけ、村興しの支援をしていきたいと思います。
すごい成功例があります。
千葉で農事組合法人を営んでいる木内さん。
24歳のとき、有志5人で産地直送活動を始めたのがきっかけ。
それから成長を遂げ、
現在は生鮮野菜の売上高が260億円を超す“超優良企業”になったそうです。
現在5つの法人に出資し、代表理事を務めています。
①「和郷園」は農家会員82戸の農産物の販売会社。約40品目の野菜・卵・花の生産、加工、集出荷を行い、生協、スーパー、外食関連等約50社に販売しているそうです。組合員農家の作業、施肥、農薬散布などのデータもすべて本部のパソコンデータベースとして蓄積しています。
②「和郷」は食品加工、パッケージ、環境リサイクル事業を行っています。平成15年から冷凍野菜工場も稼働を開始し、ホウレンソウ・小松菜などの冷凍加工を行っているそうです。土作りに重要な堆肥製造部門では、畜産経営の糞尿処理の受託と合わせてカット工場などの野菜残さなどを用い、堆肥を製造して会員農家に供給しています。
③「アクスクリー」は関連5社に対して適材適所の人材を内部派遣する会社です。外部への派遣も行っているようです。社員80名、パート100名が勤務しています。
④「さかき農産」は生産事業を行っています。サツマイモ、ゴボウ、ニンジン、生姜などの露地野菜20haの他、大型鉄骨ハウス7,000坪でミニトマト、大葉、サンチュ、キュウリなどを栽培しています。
⑤「内匠運輸」は物流事業。一般貨物輸送、食品物流及び食品仕分け事業を行っています。千葉県北東部の11市町にまたがる農家会員は大型経営が多く、販売金額1億円近い農家も3戸あるそうです。(インターネットから引用させていただきました。)
すごいですね。
企業は工場、流通、営業、販売、経営管理、人材管理部門を持てますが、
家族農家のほとんどは、それぞれ生産して出荷するのが精一杯なのではないでしょうか。
しかし、集出荷、営業、販売、加工、農地管理、人材派遣まで考える経営者がいれば、
それぞれの農家にとって、売り上げ拡大のチャンスの山となります。
特に我が国は世界最先端の農業、水産業技術を誇っています。
ビルの中での野菜の水耕栽培や高級魚の養殖技術など。
この技術を導入しつつ経営者を育てていけば、
必ず農業・水産業も成長産業になれます。
私は、農業・漁業を若者の人気産業にして参ります!
金城タツロー
Posted by タツロー at 01:27│Comments(0)
│経済