2015年10月13日

翁長知事の辺野古承認取り消し

本日10月13日、翁長知事は辺野古の埋め立て工事の承認を取り消す文書を沖縄防衛局に提出しました。
 
埋め立て工事は仲井眞前知事が承認したものであり、行政の連続性を踏みにじる行為です。しかも国連で演説し、日本政府へ圧力をかけた上で取り消したのです。

翁長知事は、それでも埋め立て工事を続行すれば、世界が黙っていないぞと政府を恫喝するつもりであったのでしょうが、事態はあらぬ方向へと向かっています。

翁長知事の演説後、中国メディアから琉球独立、あるいは琉球を中国に返還せよ、などという記事・論文が立て続けに出ているのです。この動きは中国の軍事拡張と完璧に連動しています。
 
凄まじい勢いで中国が海洋進出を繰り広げていることを知るならば、辺野古移設は当然です。
 
中国は南シナ海でサンゴ礁を800ヘクタール(普天間飛行場の約2倍)も埋め立て、7つの新基地を建設しています。そのうち最大のものはファイアリークロス礁で面積が6200ヘクタールもあるのです。(普天間飛行場の約13倍)
 
更に東シナ海日中中間線付近ではガス田を1年間で12カ所に急増させました。プラットフォームは軍事転用される可能性があります。

翁長知事は、国連で中国の軍事的脅威について一切語っておりません。

尖閣諸島周辺で石垣の漁業者が被っている被害についてすらも。

なぜでしょうか?


「沖縄県知事による辺野古埋め立て承認の取り消しを受けて(党声明)」

2015年10月13日

幸福実現党

米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を巡り、本日、沖縄県の翁長雄志知事が辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消しました。

海洋覇権の拡大を図る中国が、太平洋進出の橋頭保として、わが国の尖閣諸島はもとより、沖縄本島も狙っているとみられるなか、日本を守り、沖縄の自由を守り抜くには、日米同盟による抑止力の維持・強化を欠くことはできません。

翁長氏の判断は、日本を危うくするものと断ぜざるを得ず、わが党として同氏に対して断固抗議するものであり、政府には、辺野古移設を粛々と進める よう強く求めます。

そもそも、外交・安全保障は国の専権事項にほかなりません。地方自治体の首長の暴走により外交・安保政策が暗礁に乗り上げるなど、国家としてあっ てはならない事態です。こうした分野に関する地方自治体の許認可権限は見直すべきと考えます。

先の安保関連法に対する反対運動を契機に、左翼勢力が勢いを増している感があります。しかしながら、中国の軍事的台頭や米国の退潮などに伴い、国際秩序が大きく揺らぐなか、国防を軽視していては、日本を亡国の危機に晒すだけです。

日米同盟を強化しつつも、「自分の国は自分で守る」という主権国家としての大原則に立ち、憲法9条改正を急ぐべきであるというのが、幸福実現党の防衛政策に関する基本的な考えです。

わが党は、日本を守り抜くとともに、この国をアジア太平洋地域の平和と繁栄の実現に貢献できる国家へと飛躍させるべく、引き続き力を尽くしてまいる所存です。

幸福実現党沖縄県本部
代表 門守 隆
幹事長 新里 卓



Posted by タツロー at 22:48│Comments(2)
この記事へのコメント
どうかがんばってください。
私は埼玉県在住ですが、昨日も友達が、(幸福の科学ではない、ふつうの主婦の人です)沖縄の人はなぜ中国が怖くないのかわからない、あの人達はなんでも、もともと自分達のものだって言い張ってとっちゃうの。沖縄も取られちゃうわよ!と話していました。今、しがらみなく自由にものもうせるのは、幸福実現党しかありません。どうか日本を守ってください。
Posted by 浅田由紀子 at 2015年10月14日 13:14
応援いただき、誠にありがとうございます。まさに浅田様の仰るとおり、新聞の記事の構成を見ても、中国の軍事的拡張の記事、辺野古移設に反対する人たちの姿、それぞれがつながっていないのです。外国の方々から見たら、①中国の脅威②に対する日米の抑止力強化、この①と②がなぜ分断されているの?と不思議で仕方ないでしょう。(インドの大手紙の記者が沖縄県民の考え方が理解不能だと仰っておられました)
だから、できるだけはっきりと言わないといけないと思っています。
Posted by タツロータツロー at 2015年11月01日 00:40
 
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