2010年11月03日

11月3日の街頭演説@首里城前




※11月3日、首里城前にて街頭演説をさせていただきました。



みなさま、こんにちは。

幸福実現党の金城タツローでございます。




本日は首里文化祭がありました。

文化祭を終えて、

ご帰宅の途中の皆様もいらっしゃることと思います。

夕食のご準備でお買いものに向かわれている方、

お仕事帰りの皆様、

大変お疲れ様でございます。




私も、ここ、首里高校の出身でございます。

先ほど、首里文化祭をまわり、

多くの有権者の方々にご挨拶をさせていただきました。

文化祭、大変懐かしく感じさせていただきました。

もう30年も前のことでございます。

私もその行列に参加させていただいておりました。




さて、今回の沖縄県知事選挙、

私は3人目の立候補予定者として名を連ねております。

どうか皆様、覚えておいていただければと存じます。

仲井真さん、伊波さん、そして私金城タツローも、

今回の沖縄県知事選挙の立候補予定でございます。

どうか、記憶にとどめておいていただければと思います。




私が今回、県知事選挙に立候補する

その決意の原因となったことでもございますけれども、

今年は中国の脅威が

非常に皆様の心にも迫ってきた1年であったのではないかと思います。

中国では北京オリンピックが開催され、

上海万博が催され、

そして、上海万博は、

史上最大の入客数だったと言われております。

まさに世界中が

いよいよ中国も先進国の仲間入りをし

普通の民主主義国、

責任を負う大国になったかなと思われ、

皆様方も、そのように感じていらっしゃったのではないかと

思うんですけれども、

私はそうは思っておりませんでした。

なぜならば、中国の政治体制は一党独裁体制、

これをずっと貫いているからでございます。

経済をいかに自由化しようとも、

政治的に、一党独裁、このような体制を

取っているからには、

必ずひずみが生じるのでございます。




この一党独裁の中国は

政府の政策といたしまして、

21年間で、20倍もの軍事拡張をしてまいりました。

そして、軍事拡張したならば、

その軍隊をやはり使いたくなるものです。

ですから、今年4月8日から22日にかけて、

2週間あまり、

宮古海峡を中国海軍が

潜水艦を含む10隻の船で通り抜け、

そして、大規模な軍事演習を行い

今後は常態化すると、このような発言を

しているのではないでしょうか。

私は、参議院選挙の前に

この中国の海軍の動き、

これを警告いたしました。

県民の皆様に、お知らせをいたしました。

そうしますと、

9月7日には

いよいよ、海上保安庁に対し、

中国漁船が違法操業、領海侵犯、

そして、海上保安庁の船に攻撃をしかけてくるという

公務執行妨害を働き、

そして船長が逮捕されてしまうという、

これは世界的にも注目された

大事件が起きたのでございます。

その結果、那覇地検は、この船長を逮捕し、

そして、最終的には処分保留で

釈放される結果になってしまいました。

これにつきまして、

政府が介入していないということになっております。

仙石官房長官が

那覇地検がすべてを解決したのだと

このように言って、

政府はまったく関与していないということなのでございます。

私はこの事件を受けて、

ますます、沖縄県知事の責任というものは

大変大きなものであるということを

感じた次第でございます。

つまり、これからは時々刻々に変化する

アジア情勢、世界情勢に対応できる人でなければ、

沖縄県知事の務めを果たすことができないと

いうことなのでございます。

私自身がその任に堪えることができるかどうか、

それはわかりません。

しかし、少なくとも、

どのような変化があったとしても

それに即対応できる県知事を

私は目指してまいります。




今までと同じようなことを言い続けて、

それでこの政策だけで、

沖縄県をおさめることができるというのは

大間違いでございます。

政府が今、過去最大に頼りなくなっている今、

沖縄県知事の責任というのは

とても大きいのでございます。




私はそのことを、

例えば、石垣の中山市長は、

特に感じてくださっている方ではないかと思い、

とても頭が下がる思いです。

中山市長は、さっそく尖閣諸島に上陸して、

尖閣諸島を実行支配しているんだということを、

世界にアピールするべく、

市議団の皆様とともに、

政府に直訴をしております。




この行為で、石垣市民の方々に覚醒していただく。

尖閣が危ないんだということを知り奮起していただく。

これは非常に大事なことでございます。

石垣は今、危機感が高まっておりますが

まだ、沖縄県民の皆様、那覇市民の皆様は

この危機感がわかっていないという

状況ではないでしょうか。

だからこそ、県知事がもっと

県民の皆様の自覚をうながす必要があるのでございます。




私は、尖閣諸島を守るために

普天間飛行場を辺野古に移設し、

日米同盟を強化して、

さらに先島諸島に自衛隊を配備する。

このような政策をどんどんどんどん

推し進めてまいりたいと思います。

どうか、県民の皆様、那覇市民の皆様

ご理解をいただきたいと思います。




そうしなければ、これから先のアジアの危機

この変化に対応することができません。

そして、この変化対応ということがあって、

その上に、

経済振興、雇用問題、福祉問題があるんです。

私は、当然、経済振興ということを考えております。

過去、第四次にわたりました、「沖縄振興計画」。

これについて、県民の皆様、市民の皆様は

非常に不満を持っておられます。

国からたくさんの予算を県がいただいているといっても、

実感がない。

一人ひとりの市民に実感がない。

ですからまず、ポスト沖振計におきまして、

私は消費税0%を進めていきたいと思います。

消費税を0%にするということは

給料が上がるということでもあります。

また、年金生活をされている方の、

年金が増えたのと一緒であります。

お店の売り上げが上がり、

会社の収益も上がってまいります。

その結果、雇用も増えていく。

つまりこれは、雇用対策にもなっているのでございます。

まずは私は、沖縄県を消費税0%にしてまいります。




そして、もう1つは教育でございます。

沖縄県は、なぜ失業率が8%という

高止まりをしているのか、

それは、人材養成ということも

大きな課題を抱えているからでございます。

多くの中小企業は養成のための予算を

捻出することがなかなかできません。

ですから、どの企業も熟練者は欲しているけれども、

高卒、大卒、新卒者を採りたくない。

結果的に新卒者は本土に働きにいくことが

多いのでございます。

私はこの人材養成ということにも

予算をたくさん配分していきたいと思います。

それとともに、教育の下支え、底上げ、

それは絶対に大事でございます。

どうやって底上げするか。

それは、スポーツ、芸能においては、

沖縄は全国でもトップクラスであるということを

私たちは忘れてはなりません。

ということは優秀な指導者がいるということでございます。

芸能人や、また、スポーツを指導している、

このような指導者の方々に、

教育長、学校長になっていただきまして、

そして、学力向上の目標を設定していただき、

優秀な講師陣をまねいていただいて、

必ず、沖縄県内の学力も上げてまいります。

沖縄県の学力があがれば、

本土からの企業誘致も当然できるようになります。

本土の企業が沖縄に進出したときに、

なかなか沖縄の若い人たちを

使いきることができないという

悩みを持っている経営者の方も多いんです。

ですから、まずは教育を下支えし、底上げし、

そして、優秀な人材をたくさん輩出していきたいと

考えております。

以上、経済振興においても、教育についても

政策を話させていただきましたけれども、

しかし、この経済や教育について論じる前に、

沖縄県を守りきるということが

絶対に大事なんでございます。

だから、私は尖閣・沖縄を守るということを

最初の政策に掲げさせていただいております。

どうか、この私の真意をご理解いただきたいと思います。




私は、日本を軍事大国にしたいと言っているわけではなく、

戦争をしたいと言っているわけでもありません。

今のような、非常に危機的なアジア情勢のなかにおいては、

抑止力を効かせて、

紛争にならないように、

戦争にならないように、

守りを固めることが、まず大事なのでございます。




私は、今回の沖縄県知事選挙におきまして、

ほかの候補者が言わない、

この政策を全面に打ち出してまいります。

皆様、どの候補者が語っている政策が

本当に皆様を守ってくれるのか、

それを、どうかご判断いただきたいと思います。



金城タツロー






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Posted by タツロー at 20:32│Comments(0)動画
 
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