2010年10月25日

10月25日の街頭演説@経塚シティ



※本日17時ころ、浦添市経塚シティにて街頭演説をさせていただきました。



幸福実現党の金城タツローでございます。

今回、沖縄県知事選挙への立候補を決意をいたしました。

決意をしてから初めてこちらにご挨拶にまいりました。




私は今回、沖縄県知事選挙への立候補をなぜ決意したかといいますと、

まさしく今が、沖縄県民にとって

大きな転機であると考えるからでございます。



選挙のたびに

「もっと雇用を増やしてほしい」

「福祉も充実させてほしい」

「沖縄の子供たちの学力も、もっと上がるようにしてほしい」

さまざまなご要望が聴かれますが、

しかし、多くの皆様が忘れている事実がございます。

それは、安全保障ということでございます。



私たちはなぜ

戦争のない平和なこの沖縄という島で生活ができるのでしょうか。

これは日米安保条約があり、

そしてまた、自衛隊のみなさまをいらっしゃるから。

また、沖縄の海においては

海上保安庁のみなさまが日々ご活躍くださっているからであるということが

最近、みなさまがたにも明らかになってきたかと思います。



そうなんです。



安全保障というのは

空気のごときようなもののようにたとえて言われることもあります。

空気のようなものだから、誰も気づかない。

しかし、皆様、空気・酸素がなければ

私たちは生きていけないのでございます。

ですからまず、何をおいても安全ということ、

安全保障ということ、

この安全に守られて日々生活をしているということが

まず何よりも大切なことである。

その上に、雇用問題、福祉の問題、こういったことを

充実させていくべきなのではないかという議論、

これを今まで誰もやってこなかったのでございます。




そこで私は今回、県民のみなさまに大きな転機となると思って

政策のまず第一を安全保障に置きました。


こうやってみなさま、買い物しておられます。

車に乗ってドライブをしておられます。

毎日、朝昼晩と食事をとることができます。

この生活を何が支えているか、

それをよく考えていただきたいと思います。



お隣の中国、先月、9月7日に尖閣諸島に侵攻を始めました。

私は今、「侵攻を始めた」という言葉を使いましたけれども、

それはなぜかというと、

今回逮捕された、中国漁船の船長。

実はこの船長は退役軍人であるという情報があるからです。

先日のテレビタックルという番組の中でも、

参議院議員の方がおっしゃっておられました。

逮捕された漁船の船長はただの漁業関係者ではないとおっしゃっておりました。

そしてまた、そこに展開していた中国の漁民のみなさまは

なぜがビデオカメラをもっていて、

海上保安官を一生懸命撮影していたようでございます。

漁師は魚を獲るのが仕事です。

ビデオカメラで撮影するのが仕事ではありません。




ですから、みなさん、

その方々は本当に漁師であるかどうか、

その船は本当に漁船であるかどうか、

大いに疑わしいのでございます。

だから私は、中国の侵攻がもう始まっているのではないかと、

このように皆様に申し上げているのでございます。



そして、この中国の漁船の船長でございますけれども、

福建省では表彰をされています。

「道徳的な行為をした」ということで表彰されている。

みなさん、これは大変なことだと思うんです。

人の国に領海侵犯する。違法操業する。

人の船にぶつかってくる。公務執行妨害を働く。

それで逮捕された。

そのような人物が

「道徳的な人物である」

「模範的な人物である」として、

中国で今、表彰されているのでございます。

ということは、日本の近海で、どんな悪さをしても

英雄にしかならないということです。



そしてまた、その事実に対して

徹底的に抗議をする姿勢のない日本政府というものは

本当に大変な国益を損なうことをやっている。

これは国民の皆様、

沖縄県民のみなさまに

とても申し訳のないことをしているのだということを

私たちは知らなければなりません。



さて、中国はなぜ、この漁船の船長を

英雄扱いすることができるのでしょうか。

それは、尖閣諸島の周りの海は

中国の海だということになっているからでございます。

中国の海であり尖閣諸島は中国の島なのに、

日本が勝手に自分たちの島だ、こちらから出ていけ

と言っているかのごとく中国政府が世界中にこの情報を発信しているのであります。




みなさん、尖閣諸島で起きていることを

世界中がどのように見つめているかということを、

これを沖縄県民は知らなければなりません。

日本政府はどういう見解であるかというと

「尖閣諸島に関しては、一切領土問題はありません」と言い続けています。

領土問題ない島、それが尖閣諸島なのでございます。

この意味がみなさん、わかりますでしょうか。




それは例えばこういうことなんです。

私は金城といいます。

金城家の庭があるとします。

金城家の庭は、金城家の庭であり、ほかの誰のものでもありません。

金城家の庭に、領有権の問題は当然ありません。

だから日本政府は、尖閣諸島は日本の島であり領有権問題はないと言っているのです。

ごく普通の自然な当たり前のことを言っているだけです。

しかし、ある日おとなりの人が金城家の庭に入ってきて

これはおれの庭だと言いはじめたんです。

「金城家の庭ではない。俺の庭だ」と言って

私が一生懸命、種をまいてつくった野菜を勝手に持っていくんです。

「なんでかってに持っていくんだ」と私が言うと、

「何を言っているんだ。この庭は俺の庭であって、この野菜もおれのものだ」

これが今中国がやっていることなんであります。




そして、多くの隣近所の方々に、

「ここはおれの庭なのに隣の金城さんが俺のものだと言っている。おかしい、おかしい」と、

言い続けているのです。




これを言い続けたらどうなるか、わかりますでしょうか。

お隣さんがひそひそ話でこういい始めます。

「あの庭もしかしてお隣さんの庭だったのに、

金城さんがお隣さんから奪ったんじゃないの?」

「あの庭はもしかしたら金城さんの庭じゃないのかもしれない」

このような話がお隣近所で始まる。

これが今、世界が尖閣諸島は誰の島なのかと

見始めているということであるのでございます。

嘘でも、何回も言えば、自分のものになってしまうという

このような論理で今、中国は日本に攻撃をしかけているのでございます。



そして、漁船のふりをして、

ときには270隻もの船が尖閣諸島の周りにやってきています。

この事態をどうするべきでしょうか。

これを私はみなさまに今、訴えているのでございます。



このような中において、今度、県知事選挙に立候補される仲井間さんと伊波さんは

どういう発言をしておりますでしょうか。

まず、尖閣諸島の問題についてはほとんどコメントがありません。

私はこれは、本当に情けないことだと思っております。

まず、尖閣諸島の周りの安全を確保するということを、

今は、皆様に公約しなければならないときなんです。

それなのに、それについては何も言わない。

そればかりか、普天間飛行場は最低でも県外に移すと、

2人とも言っているのでございます。

そして、この2人だけが、

県知事選挙に立候補して、そのまま投票日を迎えたならば、どうなりますでしょうか。



私は多くの漁業関係者の方にお会いしました。

多くの方が言っておりました。

「俺たちは魚が獲れなくなるよ」と。

普天間飛行場県外に移したりしたら、

もう漁の安全、漁業の安全というものは

確保できなくなると。

仲井間さん、伊波さんはなんてバカなこと言っているんだと、

そう憤っておられる方々がたくさんいらっしゃったのでございます。

だから今、この尖閣諸島、そして沖縄県の安全を守るということを主張する候補者が

あと一人は最低必要なんです。

これが第三局として現れなければならない。

そうでなければ、正しい選択はできないと考えております。

私は、沖縄県民の生活を守るために

命を、安全を、財産を守るために今回立ち上がりました。

私の主張は非常に単純明快でございます。

まず、尖閣諸島を守り、石垣島で漁業を営んでいらっしゃる

漁師のみなさまの安全を守るために、

普天間飛行場は県内移設を主張いたします。

そして、普天間飛行場を県内移設することは、

アジアの平和を守ることでもあるということを

正々堂々と主張させていただきます。



5月28日、鳩山前首相が最終的にたどりついたのが、

「日米共同宣言」でございました。

それは、普天間飛行場を辺野古に移すという日米の合意でございました。

この合意の直後、各国の李明博大統領は「日米合意を歓迎する」と言いました。

そして、台湾の馬英九総統も、そのことについては支持をするという立場でございます。

なぜかわかりますでしょうか。

普天間飛行場が辺野古に移されて、

そして、海の安全が保たれるということ、

米軍にある抑止力が保たれるということが、

韓国にとっても、台湾にとっても

非常に大事なことだからなのでございます。



ですから、私は今回の、県知事選挙、今のこの時期は

県民にとって、大事な大事な分岐点であると

皆様に申し上げているのでございます。

どういう分岐点であるか。

県民の皆様は、被害者をやめるときがきたのであります。

65年前の沖縄戦の被害、

そしてそのあとも米軍が駐留して、

苦しめられた沖縄県に75%もの

アメリカ軍の軍事基地を押し付けられているという、

この被害者の意識を切り替えて、

アジアの平和を守るために、

アジア1貢献しているのが、

われら沖縄県民なのであるという

誇りを取り戻すときが今きているのでございます。

ですから私は、みなさまに何度も何度も訴えてまいります。



県民のみなさまは誇り高きウチナンチュでございます。

アジアの平和を守っている誇り高きウチナンチュでございます。

それをどうか、みなさまそういう認識を持っていただきたいと思います。

最後に今回の沖縄県知事選挙の争点ということについて

申し上げたいと思います。




今回の県知事選挙の争点は、「県内か」「県外か」2つに一つでございます。

沖縄県知事選挙の争点は、県内化、県外か、2つにひとつ。

尖閣諸島を守るために

普天間飛行場は県外移設、国外移設がよろしいでしょうか。

尖閣諸島を守るためには、

普天間飛行場は県内移設がよろしいでしょうか。

県外移設といっているのは、仲井間さん、伊波さんでございます。

県内移設を訴えているのは、私、金城タツローでございます。



どうぞよろしくお願いいたします。



金城タツロー





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Posted by タツロー at 21:10│Comments(2)動画
この記事へのコメント
金城さんの演説を、ぜひブログで紹介したいと思っている仲間が、たくさんいます。が、動画をブログにどうやって貼り付けていいのか、よくわかりません。
ユーストリームで「生中継」で見る県民よりも、ブログで見る県民のほうが多いのではないでしょうか?

生中継で見せることよりも、より鮮明な画像、安定した接続で
ブログでどんどん紹介できるように、
YouTubeでも動画をアップしていただけるとうれしいです。
ユーストリームはまだそんなに普及していません。
また、接続状況もあまりよくないので、待っている間に他サイトに逃げられてしまうのではないかと思います。

また、沖縄県民が検索で金城さんの動画に行き着くには
「Yahoo」→「動画検索」が一番簡単な方法だと思いますが
動画検索ではユーストリームはヒットしません。ほとんどYouTubeです。
なので、できればYouTubeの映像が多いほうが、いいのではと思います。


ユーストリームを見るには、まず金城さんの公式HPにたどり着くか、Twitterで見つけてからしかたどり着けません。
むしろ逆に、検索していて偶然動画を見つけ、そこから金城さんのHPに誘導するのが自然な流れなので、そちらのほうが効果的かなと思いました。

いろいろ勝手を申し上げてすみません。
頑張ってください!こちら(東京)でも頑張ります。
Posted by kinoka at 2010年10月26日 01:56
金城さんの勇気に心より応援します。
ただ、今回の立候補表明は戦術と理解しています。
戦略はあくまでも中国の侵略阻止だと思います。
その為には、沖縄から米軍基地県外移転を阻止すべきと考えます。
しかし、現在の幸福実現党の力は余りにも弱すぎます。
保守票が幸福実現党に予想以上に流れ、万一、極左の伊波氏が当選したら、万事休すです。中国の沖縄侵略は現実味を帯びてきます。
従って、立候補直前までは、普天間基地の辺野古移転を訴え、県民にその重要性を訴える。
そして、立候補直前で立候補を取りやめ、水面下で仲井真知事と協定し、仲井真支持に回る。
そして、仲井真知事再選後に、中国の尖閣諸島侵略等の動きを見ながら、県外移転の民意を辺野古移転やむなしに変えていく。
こういう戦術をとるのではないかと思っています。
仲井真知事も内心は県外移転を希望していないと聞いています。しかし、県知事再選の為には、県外移転を表明しないと当選できないとの判断で県外移転を主張しているに過ぎないと読んでいます。
政治の世界は、本音と建て前が違う世界です。
沖縄県民の為にも、日本国民の為にも、本音と建て前をうまく使い分けながら、選挙戦を戦って下さい。
Posted by 菅谷信雄 at 2010年10月26日 08:55
 
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