2010年10月24日

なぜ沖縄県知事選挙への出馬を決意したのか





※本日、山下交差点にて街頭演説をさせていただきました。



今回、沖縄県知事選挙への出馬を決意させていただきました金城タツローでございます。

私は本日、沖縄県知事選挙になぜ出馬したいと強く考えるようになったのか、

そのことを、ご説明させていただきたくて、本日もまた、ここに参らせていただきました。

少しばかりお時間をたまわれればと思います。




今回の沖縄県知事選挙でございますけれども、

当初は自民・公明党推薦の仲井間さん、そして、革新諸党が応援しております伊波さん

この一騎打ちの公算が高いと言われておりました。

私も、その時点では、県知事選挙に関しましては静観していたのでございます。

しかし、仲井間さんが普天間飛行場は「県外移設」を強く主張するにあたりまして、

私も今回は県知事選挙への立候補の意思を表明して、

県民のみなさまの真意を問うべきときがきたのではないか、と

思うにいたったのでございます。




『沖縄タイムス』にはこのような記事が載りました。

「今回の県知事選挙には、仲井間氏・伊波氏の2人が出馬の予定である。

そして、仲井間さんも伊波さんも、普天間飛行場は県外へ移転という考え方である。

この2人のスタンスからしても、

また、名護市議会も普天間飛行場の辺野古移設には反対。

そして、伊波さんご自身も宜野湾市長として反対の意思を表明している。

このような状況であるので、沖縄県知事選挙が始まる前に

すでに民意は定まっている」というような内容でした。



この記事を読んで私は大変な怒りを覚えたのでございます。

「なぜ、県知事選挙が始まる前に130万あまりいる沖縄県民すべてが

普天間飛行場は県外へ移設すると確定したと言えるのか。

こんな報道は許さない」

と、私はそのように考えたのでございます。




さらに新聞記事には続けてこのように書いてありました。

「今、県民の民意は、県外移設である。

このようなときにおよんで、この期に及んでなお、

菅総理が普天間飛行場を辺野古に移そうとするならば

これは、日米同盟があやうくなるということなのだ」と。




「沖縄県民の民意に反して普天間飛行場を辺野古に移すのは

日米同盟に亀裂が生じるということだ」と書いてあります。




「こんな報道書くな」と、私は訴えたくなったのでございます。

なぜそう思うのか、その理由を申し上げます。

昨年のCOP15の晩餐会のときに、

鳩山前首相がクリントン国務長官に言いました。

「今、沖縄県民は県内移設ということに大反対をしている。

このような時に、無理矢理に強行すれば、大変な事態を招くので

どうかもう少し時間をほしい。どうか了解していただきたい」と。

そのように申し入れたところ、クリントン国務長官は

「了解した。よく承知した」と返答したと、新聞記事にのりました。

しかし、この新聞記事が載ったあと

クリントン国務長官は怒って日本駐米大使を呼んで叱ったといわれています。

「早急に日米合意を遂行してもらいたい。私は了解したなどと言っていない」とクリントン国務長官が言っていた。

つまり、アメリカにとっては、2006年に1回目の合意をした

普天間飛行場を辺野古に移すという日米合意、

そして、今年2回目の合意「日米共同宣言」のなかにあります

「普天間基地を辺野古へ移します」という

日本政府とアメリカとが2回もの約束を結んだからには、

必ずやってくれる、というのがアメリカの考えであると

私は思っているのであります。

それを、沖縄県民が反対しているという理由で

「日本政府がこの約束を破るということは、

これが日米安保、日米のきずなが壊されるということなんだ」ということを

訴えて県知事選挙を戦う人が出なければいけない。

こう私は考えたのでございます。




そして、このような時に、

尖閣諸島において中国の傍若無人なふるまいが明らかになりました。

今までも毎日のように中国は日本の主権を侵してきたわけですけれども、

今回は領海侵犯、違法操業、そして公務執行妨害まで働き、

船長が逮捕される事態にまで発展したのでございます。

このようなときに、

「アメリカ海兵隊は出ていけ、普天間飛行場は県外へ移設しろ」

などということを言っている場合ではないのでしょうか。

だから私は今回普天間飛行場は県内移設

辺野古に移設して、そして日米同盟を強化するということを訴えて

立候補することが大切だと考えたのでございます。




どうか、私のこの覚悟というものをみなさまよくよく知っていただきたいと思います。




そして、沖縄県民の民意が県外移設だとマスメディアがいかに報じようとも、

私はおひとりおひとりの沖縄県民のみなさまにお会いして、ご意見を聞いています。


たくさんいます。

「日米同盟を強化せよ。そして、普天間飛行場は辺野古に移せ」

と言っている方はたくさんいるんです。

私はこの声を浮上させなければならない。

この声がたくさんあるということを証明しなければならないと考えています。




どうか、尖閣諸島を守るためには何が大切なのかということ、

これをみなさまよく知っていただきたいと思います。




私はごくごく自然なごくごく当たり前のことを主張します。

●尖閣を守るために普天間飛行場は県内移設をする

●先島諸島に、自衛隊を配備して、尖閣諸島を守り、漁民のみなさま、漁業を操業されているみなさまの安全を守る

これを私は政策として掲げていきたいと考えています。



沖縄県のみなさま、

普天間飛行場は「県内」がいいですか、「県外」がいいですか?

尖閣諸島を守るためには

普天間飛行場は県内がいいでしょうか、県外がいいでしょうか。

わかりやすい簡単な、2つに1つの選択なのでございます。

どうか、今のアジア情勢、

中国の海洋覇権の脅威、

こういったことも考え合わせたうえで

お考えになっていただきたいと思います。




私はこれが正論だと思うからこそ

毎日この主張を続けさせていただきます。

沖縄県民のみなさま、どうかよろしくお願い申し上げます。



金城タツロー



--------------------
【25日の予定】


浦添周辺で活動させていただきます。

◇7:00〜
 ★街頭演説★泊高橋にて

◇9:00〜
 戸別訪問

◇13:00〜
 ★街頭演説★浦西バークレーにて
  
◇14:00〜
 浦中地区
 商店街ご挨拶

◇17:00〜
 ★街頭演説★場所未定

◇18:00〜
 戸別訪問

※予定は変わることがございます。

お近くにお住みの皆様におかれましては、お騒がせするかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

--------------------



同じカテゴリー(動画)の記事
金城タツローの主張
金城タツローの主張(2010-11-10 23:01)


Posted by タツロー at 22:55│Comments(1)動画
この記事へのコメント
愛国活動ご苦労様です。
理念は素晴らしいと思いますし、正論だと思います。

しかし、貴党が沖縄で行っていることは、亡国への道でしかありません。
いま、理念を振りかざし保守を分裂させることが、何を生むのか考えたことありますか?

サヨクにこの沖縄を取られたとき、沖縄が、日本がどうなるか考えたことがありますか?

基地問題に踊らされ、疲れた沖縄県民にとって、「基地の県外移設」「反戦平和」「安保破棄」の言葉は、甘露のように甘い。
サヨクはそれを狙っているのです。

理念を大事にする余り、大局を見失うことになることはぜひお止めください。

あなた方には、あなた方しかできない役割があるのです。
いまここで討ち死にする必要はありません。

もしサヨクを勝たせてしまえば、沖縄の基地は米軍も自衛隊も全て撤去せよと言い出すでしょう。
県民の総意とウソをつきながら。

それでもいいいのですか?
国益より、自らの理念が大切なのですか?
そうであるなら、貴殿は保守ではありません。
もういちど、考え直してください。
勇気ある撤退をご検討ください。
Posted by ボギーてどこん at 2010年10月25日 19:05
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。